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◆ 今回のＣｕｏｒｅＵｐ
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今回のテーマは『「あなたの為」が人間関係の破綻を招く』です。

読み進めていると「自分には関係ないな…」と思う方もいるかも知れませんが、
少しだけ、お付き合いして頂けると嬉しいです。

 

さて、「人間関係の破綻」…などというと、、

さすがに言い過ぎだと感じる人もいるかも知れません。
しかし、それに近い状態には、陥ってしまいます。
ただ、本人が気付いていない。もしくは、
気付くことから逃げている。の、いずれかです。

でも、大丈夫です。
ポイントさえ、しっかり押さえていれば、
破綻や、それに近い状態を回避出来ます。

あなたの周りに、以下のようなタイプの人はいませんか？

・事あるごとに、指摘や訂正をしてくる人
・失敗させない、もしくは意図的に失敗させようとする人
・「せっかく」「あえて」が口癖の人
・叱ってる時に「将来」「この先」など、未来を語り出す人

ありゃりゃ、もしかして自分のこと？と感じた方、要注意です。破綻は目前です。
いえ、もしかしたら既に破綻を繰り返しているかも知れません。

それでも、大丈夫です。
まだ回避することは可能です。

先ほどの、いずれにも共通するワードが「あなたの為」です。

こんなニュアンスで使われていることが多いように感じます。

・『「あなたの為」に、あえて指摘をしています。』
・『今日、失敗を経験して貰ったのは、将来の「あなたの為」にです。』

…どうでしょう？
なんか嫌な感じ、しませんか？
正直、私が言われたら、嫌です！(笑)

「あなたの為に」と言っている人の大半が、
お節介の度が過ぎていたり、押し付けがましかったり、
そして、上目線だったりするのです。

さらには、あたかも「一般論」のように語ることに長けていたりもするので、
なんとなく、納得させられてしまうこともあります。

最初の内は、指摘されたり、叱られたり、失敗させられた人も、
「自分のことを思ってくれているから」と受け止めているので、
「感謝」して聞き入れている事が多いようですが、
ある瞬間を境に「うざい」「しつこい」「面倒」という感情が生まれ、
徐々に疎まれてくるように感じます。

それは「あなたの為」と言っているにも関わらず、
実は「自己満足」であるということが垣間見えてしまうからです。

これは、そんな「自己満足」の一例です。

・『指摘してやったんだから、感謝しろよ！』
・『失敗しないよう注意したんだから、感謝してよ！』
・『言いたくないことを、言ってくれるなんて、いい人でしょ？』

『感謝されたい』『いい人と思われたい』という「自己満足」欲求です。

感謝されたい、いい人と思われたい。
という気持ちから生まれた発言や行動なのですから、
本来であれば、感謝され、人間関係は良好なハズです。

では何故、破綻にまで発展してしまうのでしょうか？

個人的には『当人との関係性』と『タイミング』の問題だと考えています。

「そりゃ、そうでしょう！」
という声が聞こえてきそうですね…。

はい。そのツッコミの通りなんです。

ですが、「あなたの為、自己満足要求」が強めの人は、
この二つの問題を気にも留めていないのです。

なんせ、自己満足が中心になってしまいますから、
相手の立場、互いの関係性、タイミングは関係ありません。

望んでもいない指摘や失敗を、然るべきタイミング以外で、
伝えられたとしても「はいはい。解りました」や、
「いや、何を言っているか解りません」となってしまいます。

最初に「大丈夫です。回避出来ます」と宣言したとおり、
この二点さえ守れれば大丈夫なんです。

けれども、ついついお節介心に火が付いてしまい、
「あなたの為」願望に駆られたとしたら、
たった一つの疑問の言葉を、自分に投げかけてみて下さい。
「頼まれてたっけ？」…と。

さて「自分には関係ないな…」と思っていた人、如何でしたか？
本当に無関係だと言いきれますか？

夫婦や家族、恋人などの近しい人や、
周囲の気になっている人に対して、
ついつい、やってしまうので、
今一度、気にとめてみましょう！

 

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◆ お知らせ
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2015年からスタートする情報交換会の第一弾です。

1/27(火) 19時～ 田町にて開催致します。

CuoreUp#001 情報交換会：基本3タイプと実と殻
基本3タイプと実と殻 ～考え方、価値観の違い。本音と建前～
http://www.cuore-up.net/calendarjp/event.php?eid=20141230102627939

プチセミナーでは、
素質論の基本３タイプと本質、表面について解説します。

情報交換会では、
グループワーク形式で、参加者の要望や課題をみんなで消化していきます。

想定される課題は、

・上司と部下の関係性、理解不能な同僚
・ママ友、パパ友のコミュニティ
・仕事のパートナー、家族としてのパートナー

などです。

 

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◆ あとがき
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「人の為」と書いて「偽(いつわり)」という漢字になります。
よく言われる例ではありますが、
まんざらハズレでもないようですね。

「偽善者」が度を越すと「確信犯」になってしまいます。

そう考えると、ちょっと怖いです(>_<)

「あなたの為」って言い回し、
自分は良く使っていたように記憶しています。

結構、破綻を繰り返していたのかなぁ～と、
今更ですが、反省しております。

 

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