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【CuoreUp #005】嫌いな人は自分を成長させる「糧」となる
- 2015年2月12日(木) 17:36 JST
- 投稿者: Admin
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◆ 今回のCuoreUp
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今回のテーマは『嫌いな人は自分を成長させる「糧」となる』です。
まぁいわゆる「人の振り見て我が振り直せ」ってやつですかね…。
ですが、嫌いな人がそばにいるだけでは、
まったく自分の成長の役には立ちませんし、
むしろ、ストレスを溜め込んでしまって、健全な成長を阻害します。
では、どうしたら『糧』に出来るのか?
それは『観察』し『分析』することです。
おいおい、そもそも嫌いなんだから、そんなことしたくないよ!!
と、文句を言いたくなる気持ちも解ります。
さすがに、骨肉の争いにまで発展するような「嫌いな人」は、対象外とさせて下さい。
そういった人を「糧」にしようとしてもストレスが溜まるだけです。
今回はコミュニティや職場において、
ちょいちょい登場する「ちょっと嫌いな人」が対象です。
不思議なもので、どんなところにでも「嫌いな人」は現れるものです。
そんな人に対して、イチイチ腹を立てたり、心を乱されるというのは、
なんだか時間の無駄だと思いませんか?
いっそのこと『観察』し『分析』して、
自分を成長させる『糧』にしてしまいましょう!
という、お話です。
ちょっと思い出してみて下さい。
そもそも、あなたは何故に、その人のことを嫌いなのでしょうか?
その人の、何が嫌いなのでしょう…。
どこが、嫌いなのでしょう…。
見た目ですか?言葉使いですか?振る舞いでしょうか…?
きっと、今となっては、全部が嫌いなのではないでしょうか?(汗)
では、少しだけ視点を変えてみましょう。
自分が嫌いな人の「見た目」「言葉使い」「振る舞い」は、
あなたとの共通の友人のみんなが「嫌い」と言っているでしょうか?
多分、そんなことはないですよね?(笑)
よっぽど、ヒドイ相手でない限り、みんなが嫌う事はないハズです。
話は変わりますが、「嫌い」という感情に至る「前段階」には、
「怒り」という感情が存在すると言われていますが、ご存知でしたか?
何かしらの被害にあったり、ヒドイと感じたことで、
相手に対して「怒り」を覚えてしまい、それが繰り返されることで、
無意識のうちに「嫌い」という意識を刷り込んでいるのです。
また「怒り」の原点は「未知への恐怖」とも言われています。
「理解出来ない言動や行動を繰り返す相手に対する怒り」が、
「あの人、嫌い」という感情に変異する…という感じでしょうか。
いよいよ、ここからは『観察』と『分析』についてです。
『観察』といっても、四六時中観察するのは至難の業です。
ここで「前段階」となっている『怒り』を利用します。
重要なのは『今、怒っている』ということを客観的に理解することです。
これ、思いのほか、難しいですが、身につけてしまえば、鬼に金棒です。
怒りに気付いて、客観的になれたとしたら、
その「怒りのキッカケ」を思い出してみましょう。
特に「言葉」については、なるべく、客観的に捉えるようにします。
その言葉は、自分に向けられたモノなのか、
それとも共通の知人やコミュニティに向けられたモノなのか、
はたまた「嫌いな人」本人の憤りなのか…。
次に『分析』です。
その「嫌いな人」は、何故その「言葉」を使ったのでしょうか?
人を怒らせる「言葉」には、いくつかの種類がありますが、
その中でも顕著なのが「自己保身」の為の「言葉」です。
長ったらしい言い訳だったり、責任転嫁だったり、
着飾った体裁がバレるのを誤魔化す為の嘘だったり、
時には、見当違いな暴言だったりもします。
他人への悪口なんかも、自分を良く見せるための手段のひとつです。
『分析』といっても難しく考える必要はありません。
「言葉」の「心情」に近づけるように、
自分で問答を繰り返すだけで良いのです。
私は、これを「なぜなに問答」と勝手に呼んでいます。
嫌いな人のあの言葉は「なぜ」発せられたのか?
その言葉を発せざるを得ない心情とは「なに」か?
自分なりの答えが出たら、もう一段階、掘下げます。
そして、さらにもう一段、もう一段…。
正直な話、この問答が正しいか否かは関係ありません。
自分で消化するということに、意味があるのです。
この『分析』という行為により「嫌いな人」への理解が深まります。
如何でしょう?
少しは繋がってきましたか?
「嫌いな人」へは「怒り」を繰り返していたハズです。
「怒り」は「未知への恐怖」と関係がありましたから、
少しずつでも理解が深まれば「未知」ではなくなり、
その結果「怒り」は、かなり軽減されていくことになります。
『嫌い』という感情を変えるのは、たやすいことではありません。
残念なことに『嫌いな人』は『嫌いな人』のままです(汗)
少なくとも『嫌いな人』を『糧』と考えることで、
自分の成長において、少しは『役に立つ人』という、
意識の置き換えは出来るのではないでしょうか?
最後の最後に朗報です。
『分析』なんて出来ないよ…という方、
『観察』するだけでも、随分と解決することがあります。
是非、お試し下さいませ!
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◆ あとがき
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どんな素晴らしいコミュニティや職場でも、
一定の確率で「嫌いな人」は登場します。
これは仕方のないことです。
私は人柄思考が強めなのか、
「嫌いな人なんていません」と言いきって、
これまで生きてきちゃいました ^^;
きっと「嫌いな人がいる」ということが、
人としてダメなんだと思いこんでいたんでしょう。
最近では「理解不能な人」と呼んでいます。
私も、ちょっとは成長したのかな?(笑)
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