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【CuoreUp #013】評価されたいなら「型」にハマれ
- 2015年4月 9日(木) 17:34 JST
- 投稿者: Admin
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◆ 今回のCuoreUp
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今回のテーマは『評価されたいなら「型」にハマれ』です。
オイオイ、今のご時世、何を言ってるんですか?と、
いきなりツッコミが入りそうなテーマですね(笑)
そして、その過程で、多くの型にハマるシチュエーションを、
「悪」として位置づけ、廃絶して来たのです。
では何故、悪とされ廃絶された「型」に、
いまさら「ハマれ」なんて、言い出すのか?
答えは簡単です。
「型」にハマっていないと、評価しづらいからです。
ちょっと、フィギュアスケートを思い出して下さい。
色々な「型」が難易度と共に分類され、点数化されています。
もし「型」というモノが存在しなかったとしたら、
どのように評価して、点数をつければ良いのでしようか?
「おぉ~、なんか迫力が凄いから、点数あげちゃえ!!」
「自分のタイプだから、ちょっと高めに点数いれちゃえ!!」
みたいな感じになっちゃいませんか?
歌舞伎、日本舞踊、バレエ、音楽、絵画、俳句、川柳…などなど、
世の中の大半が「型」にハマっていることを『美』や『技術』と理解し、
高い評価を得ていることを、再認識して頂きたいのです。
では何故「型」ではなく「個性」を大切にしましょう!
という風潮になってしまったのでしょうか?
その要因の一つが、私たちが日本人であり、
模倣や真似が得意。ということが関係していると考えています。
ちょっとだけ、日本人としての文化的側面に目を向けてみましょう。
伝統文化や職人の世界では、師を見て真似し、
盗み取ることが「美徳」とされていたようです。
「師」という生き物は、贅沢なまでに理想が高く、
「型」を完全に真似た弟子に「師匠超え」を期待するのです。
「型」は誰もが同じな訳ですから、
超える為に必要なのは「師」とは異なる「個性」です。
その為「型に囚われるな!」「個性を重んじろ!」という檄が、
習いの場で飛んでいたものと想像出来ます。
問題は、1対1という師弟関係ではなく、
1対多という教育環境で学んでいる。ということです。
一子相伝ではない以上、師の言葉は、全員に聞こえます。
まだ「型」を習得していない弟子にも…。
「型」すらもまともに出来ない生徒や、その親が、
「型に囚われるな!」「個性を重んじろ!」という言葉を耳にして、
都合の良いように勘違いしちゃったんだと思うのです。
もう一つの要因が「夢」の存在です。
バブルよりも以前の日本は、
大企業に入って、結婚して、一軒家に住まう。
そんな感じだったと思います。
これは「幸福の型」だったのだと思います。
けれど、ある程度裕福になったり、
終身雇用制度が崩壊しつつある環境下では、
そんな「バブル以前の夢の型」ではなく、
型を恐れ、独自性を求め始めるのです。
あたかも「型」にはめられて生きてきたことへの
復讐でもするかの如く「個性」を前面に打ち出すのです。
勿論「個性」はとても大切なものです。
「夢」だって大事なものです。
しかし、それと「型にハマる」ことは別なのです。
むしろ「夢」を実現する為の基礎を最短で身に着けるのが、
「型」なのだと思っています。
前置きが長くなってしまいましたね(笑)
今日のテーマは『評価されたいなら「型」にハマれ』です。
会社の、特に新入社員に対する評価について整理します。
・遅刻しない
・欠勤しない
・問題を起こさない
・作業を遅延させない
・適度に相談してくる
・指示どおりに働く
取り立てて、立派なスキルは求めてはおらず、
社会人としての「型」が、ちゃんと出来る人。
というのが、最低限の評価基準なのです。
「個性」は、これらを満たした上での「加点」となります。
サラリーマンやOLとして、評価されたいのであれば、
まず、この「社会人としての型」に「ハマる」必要があります。
そうすれば、会社としては評価がしやすく、
その結果、高評価につながるのです。
では、雇われてない人は、どうでしょう?
そんな人にこそ「型にハマれ!」と言いたいです。
お客様から「高評価を得るための型」に…。
そして、ビジネスとして「成功させるための型」に…。
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希望型 :可能性があることを求める。何事もプラスに考える。
保険型 :最悪の事態に備えようとする。ついマイナスに受け止めてしまう。
なかでも以下のケースについて、具体的な解説を致します。
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情報交換会では、
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想定される課題は、
・ネガティブトーク満載の会議を楽しくする方法
・万一を気にし過ぎて身動きとれない症候群を治す方法
・「やらせた方が良い」と「やらせるべき」の違い
などです。
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◆ あとがき
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「型にハマれ!」と散々言っておいて、なんなんですが、
吾輩「型にハマることが嫌い」です。
なので「型を取り入れている」という、
ちょー上から目線で取り組んでいます(笑)
人は多かれ少なかれ、何かしらの型にハマっています。
ただ、それを「型にハマって生きてますよ!」なんて言うと、
格好が悪いので、言わないだけなのです。
ビジネス本が山ほど出版されているのも、
そんな「成功の型」が欲しいからです。
ろくすっぽ基礎となる「型」を身につけず、
「個性」ばかりを発信する人は、
きっと「形無し」人生を送っていくのだと思います。
さて、新しい使えそうな「型」でも物色するかな…(笑)
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