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【CuoreUp #016】打たれ強くなるより「受け流し上手」になろう
- 2015年5月 1日(金) 15:52 JST
- 投稿者: Admin
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◆ 今回のCuoreUp
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今回のテーマは『打たれ強くなるより「受け流し上手」になろう』です。
格闘技の話ではありませんよ。
コミュニケーションの話しです。
落ち込んでる人なんかが、よく口にしていませんか?
『俺(私)、(メンタル)打たれ弱いんですよね・・・』ってなことを(汗)
こんな、自称「(メンタル)打たれ弱い人」に限って、
精神面を鍛え、活性化させようと、自己啓発セミナーに参加して、
反って、悪い状況に陥ったりもします。
なかには滝行とか行っちゃう人もいますよね(汗)
あ、自己啓発や滝行を否定するつもりは毛頭ありませんよ。
人それぞれ、合う合わないはありますし、
つまるところ、ツールを活かすも殺すも本人次第ですから(笑)
ただ「打たれ弱い」から「打たれ強く」なりたい。という発想で、
むやみに行動しても、鈍感になるか、忍耐強くなるしかないのです。
毎度のことですが、ちょっと話がズレます(笑)
格闘家が強くなる為に強化しているのは、
攻撃力、防御力、そして「対応力」です。
この「対応力」を鍛えることこそが、
拮抗する攻防を制することが出来るのです。
勿論、相当な実践訓練とイメージトレーニングが必要です。
さて、コミュニケーションはどうでしょう?
格闘家が肉体を強化し手足を駆使するのと同様に、
社会生活で武器や防具になり得るのは「言葉」であり、
コミュニケーション能力です。
つまり「打たれ弱い」人が身につけるべきは、
コミュニケーション能力ってことなんです。
飛躍しすぎていると思いますか?
そう思っている方、もう少々お付き合い下さいませ。
今回のテーマにある言葉「受け流し」について整理します。
「受け流し」は「スルーする」ことではありません。
勿論「無視する」ことでもありません。
コミュニケーションにおいて、スルーや無視は、
反発を招きやすい行為であり、得策ではありません。
まず「受け流し」には、
「受け」「流し」という二つの動作があるということを、
ちゃんと理解して頂きたいのです。
「打たれ弱い」のに「受け」るなんて出来ないよ…と、
ボヤかれてしまいそうですね(汗)
でも、もともと一方的に打たれてて、
自称「打たれ弱い人」になっちゃってるんですから、
いまさら「受け」を意識しても変わらないハズです(笑)
「受け」において重要なのは、
相手の攻撃の「質」を見極める事です。
一方的な批判とも思える罵声を浴びせられている時に、
罵声の大元が何かを感じ取るのです。
怒りなのか、憤りなのか、はたまたストレス発散なのか…。
場合によっては、改善して欲しいという愛情表現かも知れません。
相手の攻撃の「質(意図)」を見極める為には、
一旦は、受け止める必要があるのです。
続いて「流し」です。
「流し」は、相手の力の方向を、自分という人間そのものから、
「事象」や「事柄」に向けさせる。ということです。
「やらかしてしまった自分」ではなく、
「やらかした事象」というイメージです。
怒りや憤りをぶつけられているのは、あなた自身ですが、
本来の対象は「人ではなく事象(事柄)」なのです。
ですから、謝罪する際にも単純に「すみません」ではなく、
「○○してしまったことについて、申し訳ないと感じています」と、
言う感じにするのが「流し」です。
この「流し」を使う事で、一方的に激昂している人も、
「人格否定」ではなく「事象」に目が向きやすくなるので、
不思議と、許す為の条件を提示しやすくなるのです。
勿論「○○」が合致しているのが前提ですが…(汗)
その一方で、愛情を感じることがあったのならば、
「貴重な時間を割いてまでご指摘頂き、有難う御座います」と、
感謝の思いを伝えることが「流し」になるのです。
「受け流し」は、コミュニケーション能力の、ほんの一部分です。
しかし、このことをしっかりと意識するだけで、
ストレスからは、相当解放されるハズです。
自分という「人格」そのものから「事象(事柄)」に、
変化しているのですから…。
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などです。
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◆ あとがき
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若手を叱っている時など、
「叱ってるのは、そこじゃねぇ~よ!(笑)」となる時があります。
「受け」も「流し」も失敗してるんですよね ^^;
まずは「受け」で、本質を見極めつつ、情報を収集し、
適切な「流し」で返す必要があるのです。
そうでないと、理不尽な上司達は、キレまくりです(汗)
吾輩も若かりし頃は、よく突っ込まれていました ^^;
「そこじゃねぇ~よ!(愛)」って感じで!
理不尽に叱ってくれた先輩には、感謝感謝ですね!!
お陰さまで「受け流し」が、ちょっとだけ上達しました(笑)
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