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【CuoreUp #023】「意識高い系」がハマる「リセット地獄」

  • 2015年6月18日(木) 17:16 JST
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◆ 今回のCuoreUp

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今回のテーマは『「意識高い系」がハマる「リセット地獄」』です。


皆さんの周りには「意識高い系」の人っていらっしゃいますか?

あ、まずは、「意識高い系」について整理が必要そうですね。失礼 ^^;

この人達の特徴ですが…

 1.上から目線が基本
 2.YesBut方式の多用
 3.主導権を取るのに躍起
 4.役割以外のことに興味がない
 5.未来を語れないのは人間のクズ
 6.失敗する奴は馬鹿
 7.ポジティブで行動的

挙げ連ねればキリがありませんので、
この位にしておきますね(笑)


個人的には、
イケイケベンチャーの営業マンに多い印象で、
先日、弊社に来た営業マンは、
まさに典型的とも思える程の「意識高い系」でした(笑)

常に上目線からのモノ言いで、一方的に話をして、
質問をしても、YesButで切り返し、
サービス以外のことで何が出来るか聞いても、
それは弊社では出来ませんの一点張り(笑)
終いには、逆ギレして怒鳴り散らし、
「あなたは、経営者失格ですよ!」と、
暴言を吐いて出て行ってしまいました(汗)

ま、半分は追い返したようなもんなんですけどね… ^^;


先ほどの営業マンは、
ちょっと、特別な例だったかも知れませんが、
身の回りにも確実に潜んでいます。

私は、様々なシステム開発の現場におりましたが、
必ずと言って良いほど、存在していました。


「意識高い系」の人は、弁舌に長けており、
議論では負けたことなどないのでしょう。

プレゼン自体も下手糞ではありませんから、
社内研修での評価も高いのだと思います。

私も「いいね!」と思う事もありました(笑)

会社も「いいね!」と思うからこそ、
期待して、チャンスを与えるのです。

ビジネスの世界は厳しいものです。
チャンスと共に、成果を求められますが、
常に成功するとは限りません。


ここからが「意識高い系」の人がハマる、
「リセット地獄」の始まりです。

「意識高い系」の人は「意識高い」ことを自負し、
それが正しいという信念すら持っています。

ですから、失敗が続いたとしても、
自分のスタイルやスタンスは、
そう簡単に変えることは出来ません。

いままで通り、
上司の言う事にYesButで反撃し、
素晴らしい提案を出したとしても、
「自分の担当ではないから帰ります」と、
定時きっちりに退社します。

勿論、同僚に対しても上目線ですし、
必要以上にコミュニケーションをとることもなく、
会社という組織に馴染もうとはしません。

「意識高い系」の人にとっては、
バカとつるむのは、時間の無駄。と、
考えているからなのです(笑)


それでも、成果を上げていれば、
誰もが「アイツは出来るから」という理由で、
大目に見て貰えますが、
失敗が続くと、そうは行きません。


「意識高い系」の人は、
自分は「別格」で、優秀だと思っています。
失敗するのは、当人が馬鹿でダメだからです。

自称「別格で優秀」なガラスのハートの持ち主は、
伸びたハナが、ポッキリ折れると、立ち直ることが出来ません。

立ち直るのに必要な結論は、たった一つです。

 『ダメなのは「会社」であり「上司」なのだ!』

という、見事なまでの責任転嫁です。

そして、ある日突然、退職願を提出します(汗)
これが最初の「リセット転職」です。


転職先でも、最初の評判は良好なようです。

面談では、自分を過大に評価しプレゼンしていますから、
当然と言えば当然ですが、
会社からの期待は非常に高いものです。

…ということは?

はい。
またポッキリ折れます。
責任転嫁します。
退職願を出します(笑)

これを繰り返すのが「リセット地獄」です(汗)


そして行きつく先が「フリー」です。

「フリー」になっても、
スタイルやスタンスが変化しなければ、
「リセット地獄」に終わりはありません。

では、何をリセットするのか?
これは「コミュニティ」です。

「意識高い系」の人は、
まだ見ぬ理解者を求め彷徨います。


え?
あなた自身、転々と会社を変え、
コミュニティもコロコロ変えているって?

あぁ、それ「意識高い系」だからかも知れませんね(笑)

 

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◆ お知らせ

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なんと、1,080円でご優待です!!


6/25(木) 19時~ 田町にて開催致します。

CuoreUp 6月度 セミナー&情報交換会『怒りスイッチ』
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プチセミナーと情報交換会の2部構成です。

◆ プチセミナーでは・・・
 生年月日行動心理学の分類の一つ「怒りの種類」の解説と
 「怒りスイッチ」について事例を交えて説明致します。

【怒りの種類】
 1.疎外    2.予定相違 3.束縛
 4.評価    5.役割相違 6.喪失

なかでも以下のケースについて、具体的な解説を致します。

 ・疎外感を与える言動
 ・予定通りに進まない現状
 ・異なる評価
 ・期待からの逸脱

◆ 情報交換会では・・・

 参加者の仕事やプライベートでの悩み事、困り事を、
 生年月日行動心理学を利用して、改善を促す為に、何をどうするのが良いか、
 参加者同士、グループワークを通して意見交換をして頂きます。
 プチセミナーに沿った共通課題としては、以下を想定しています。

  ・最近、怒ったこと、怒られた事
  ・「怒り」解消のメカニズム
  ・被害者は誰か?

などです。

 

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◆ あとがき

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吾輩も若いころは「意識高い系」だったのでしょう(笑)

先輩には「お前は生意気だ!」と、叱られたものです。
「口ばっかりじゃなく、結果だせ!」とも…(汗)

実際、1年ちょっとで会社を辞めていますから、
否定することは、出来ません。

「意識高い系」は、ちょっとやそっとのことでは、
そのスタイルやスタンスは変えられません。

なので、この手の輩は、
上手に使う事をお奨めします。

上手に使って上げないと、すぐ辞めちゃいます(汗)

高いお金払って雇用したのに…残念。
とならないようにしましょう。

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