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◆ 今回のＣｕｏｒｅＵｐ
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今回のテーマは『夢で死ぬとリアルでも死ぬって本当？』です。

夢で死にそうな目に合ったとか、
殺されそうになった！なんてことを、
度々聞くことがあります。

ですが「夢で死んだ」というのは
聞いた事がありません。

かく言う吾輩も死にそうな目にはあっても、
死んだことはありません。

今日のテーマは、
「明晰夢」と「ブレインロック現象」についてです。

まずは「明晰夢」について整理します。

「明晰夢」とは、夢を見ていることを自覚し、
人によっては、夢そのものをコントロール出来る。
といったものです。

某テレビ番組では東大生の一人が、
「明晰夢を利用して学習しています」と、
のたまっておりましたね(笑)

随分昔、睡眠学習なるものが一大ブームになりました。
枕元で音声を流して寝ると覚えられるんだとか(汗)

脳科学的には、睡眠中に聞く音で、
脳が何かしらの影響を受けることはあっても、
「記憶」をするとか「学習」というのは、
出来ないであろうと言われています。

新たな記憶を培うことは出来なくとも、
既に持ち得ている知識を駆使して、
難問を解決するということは出来そうです(笑)

夜中に突然目が覚めて、机に向ったら、
いままで解けなかった難問が簡単に解けた！
という経験をした人も少なからずいるようです。

続いて「ブレインロック現象」です。

普段当たり前のように行っていて、
ほぼ意識することなく自動化しているのに、
突然なんらかの理由で出来なくなってしまう。
というものです。

例えば、車を運転している人であれば、
ブレーキを踏むという行動は、
いちいち意識なんかしなくっても、
危険が迫れば、ほぼ自動で行いますよね(笑)

ところが「ブレーキ」という、
概念すら吹っ飛んでしまって、
頭の中が真っ白になってしまい、
パニックに陥ってしまうのです。

これは脳が特定の記憶に対して
アクセス出来なくなることで起こる現象です。

「ブレインロック現象」には、
幾つかの種類が存在しますが、
その中でも非常に特徴的なのが、
脳の思い込みが身体を支配する現象です。

近しい状況としては「催眠術」があります。

　・おでこに当てた手が離れなくなる
　・閉じた瞼が開かなくなる
　・辛い物が平気になる

などで、暗示により動けなくなったり、
感覚が狂ってしまうのです。

この思い込みによるブレインロックは、
非常に恐ろしいのです。

では本題の「夢で死ぬと・・・」についてですが、
その前に、いくつかの夢事例を紹介致します。

　・夢で崖から落ちたらベッドから落ちた
　・夢で骨折したら痣が出来てた
　・夢で刺されたら翌日も激痛が続いた

こういった事象について、
現実に発生したことが「夢で再生」された。
という研究者もいますが、
まったく逆の説を唱える学者もいます。

夢で生じたことが現実世界へ、
特に肉体へと反映される。というのです。

海外の事例では、
夢で腹部に銃弾を受けた人が、
翌朝、激痛のあまり病院へ行ったら、
内臓に銃創があった。
・・・なんてもあります(汗)

明晰夢は、通常の夢よりもはるかにリアルです。

絵筆を持つ感覚は勿論のこと、
キーボードをタッチする音、
温度や風、臭い、肌感覚なども、
リアルと区別は出来ません。

ただ「夢である」という自覚があるだけです。

このリアルな夢世界において、
もし「死」を体験したとしたら、
現実世界へと目覚めることは可能なのでしょうか・・・。

う～む。
色々考えると怖くて眠れません(汗)

「夢では死んだけど、余裕で生きてますよ！」
という体験をお持ちの方、
是非とも、ご報告下さいませ！！(笑)

 

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◆ あとがき
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脳は覚醒している時に得た情報を、
睡眠中に整理すると言われています。

しかも入眠時に、意識していた事象に対し、
特に集中的に整理するんだそうです。

吾輩はプログラムのバグ取りに、
この明晰夢を、度々使っています(笑)

寝る前に、バグに関係しそうな情報を、
ひとつひとつ検証、整理することなく、
兎に角、頭に突っ込んでから眠るのです。

するとあら不思議、
夢の中で、ひとつひとつ検証し、
問題を浮かび上がらせ、
解決策を導き出してくれるのです。

現実世界では、夢で見たことを再現する。
ただそれだけです。

ま、たまに失敗もありますけどね(笑)